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最新のXOOPSを入手する

どのバージョンを選択すべきか

現在手に入る日本語版XOOPSには主に旧来からあるXOOPS2.0.xJP系列と、2007年に正式版がリリースされたXOOPS Cube Legacy2.1.x系列の2種類があります。
どちらも現在ではそれほど大きな問題なく運用でき、無償で利用できますが、下記のような特徴があります。

各プロジェクトの成り立ちは「XOOPSについて」をご覧ください。

XOOPS Cube Legacy 2.1.x
2007年4月にリリースされた、より進歩的な設計で書かれた最新のXOOPSです。
旧XOOPSにおける問題点を克服するべく、新しいコンセプトでコア部のソースが書き直されたソフトです。これを作るために「XOOPS Cubeプロジェクト」は本家からフォークしたのです。
「XOOPS Cube」の最大の特徴は今後リリースされるであろうさまざまな「Base」と組み合わせた際の自由な拡張性なのですが、第一弾として「Legacy2.1」と組み合わせたこれは、旧XOOPS2.0.xとの(完全ではありませんが)互換性を保つことが出来ます。それによりXOOPS2.0用の、特にフォーク後のJP版用のモジュールの多くが利用可能です。
そろそろ運用に差し支えないレベルまで安定してきましたが、リリースからまだ間もないため、初心者向けの書籍がまだそれほど出版されておらず、トラブルに遭遇した時の情報が少ないのが玉に瑕です。また、これにはXOOPS2.0のように「標準モジュール」という物は同梱されていません。モジュールは自分で別に手に入れるかディストリビューションを利用してください。
2009/09/05時点での安定最新版はXCL2.1.7です。2.2系列もダウンロードできますが、現状ではまだ開発中です。

XOOPS 2.0.xJP
2003年にリリースされた、本家版の流れを汲む「XOOPS」です。
2005年4月のXOOPS日本チームによる本家からの独立以後は、日本チームが母体になった「XOOPS Cubeプロジェクト」から本家とは別の思想によるバージョンアップ・メンテナンスが行われています。よって、同じバージョン番号であっても本家版XOOPSとは別のXOOPSであることに注意が必要です。
上記の理由などにより全てではありませんが、本家版モジュール(日本語言語ファイルを別に用意する必要があります)も含む、現在までの多くのXOOPSモジュールの資産を生かせることが魅力です。またネット上の情報も、リリース間もないXOOPS Cube Legacyよりも圧倒的に多く、書籍もほとんどはXOOPS2.0.x系列について書かれた物ですので、運用において直面する問題に対しての対応のしやすさは、まだこちらの方が上と考えられます。
今から初めてXOOPSに取り組む人がXOOPS2.0.x JPを最初のチョイスにすることは、安定した運用と過去のノウハウを最大限利用出来ることを考えれば、まだまだ十分にお勧めできます。

ホダ塾ディストリビューション
XOOPS Cube Legacyの項でも書いた通り、今後のXOOPS Cube Legacyにモジュールは付いてきません。最初からある程度のまとまったパッケージを手に入れたい場合は「ディストリビューション」という形態を利用します。
最初にアナウンスされたディストリビューションとして「ホダ塾ディストリビューション」があります。これは「ホダ塾」というXOOPS研究会からリリースされている無償で利用できるXOOPS Cube Legacu2.1.xをベースにしたパッケージです。セキュリティや安定性を鑑みて信頼できるモジュールをセットにし、今後はD3モジュールのインストールには必須であるにもかかわらず初心者には面倒なxoops_trust_pathの設定や、安定運用には必須なprotectorやaltsysモジュールを初回インストール時に自動的に導入できます。

XOOPS JPEx
すでに開発の止まったXOOPS2.0.x-JPをメンテナンスしていこうと言うプロジェクトです。中心開発者がCubeに移行してしまった今、旧2.0系の扱いをどうするかと言うのは大きな問題です。現在でも2.0の愛用者は多いですし、セキュリティホールが見つかった場合どうするか、2.0時代に積み残した課題はどうするか、このプロジェクトによってそういった心配が解消されるかもしれません。サーバー環境などによってCubeに移行したくても出来ない場合もありますし、そうしたユーザにとってこのプロジェクトは大きな福音となるでしょう。

旧バージョンの入手
セキュリティ上の問題が大きく、まったくお勧めできませんが、旧バージョンもSourceForge.JP上の旧XOOPS Cubeプロジェクトサイトから入手することが出来ます。
学術的な理由や止むを得ない理由で旧バージョンを入手したい場合はこちらからダウンロードしてください。重ねて書きますが、旧バージョンにはかなり大きなセキュリティホールがいくつか存在しています。公開サーバでの運用はお避けください。

その他のXOOPS

本家版XOOPS
今は袂を分かってしまいましたが、XOOPS本家でリリースされているXOOPSも手に入れることは出来ます。ただし、日本チームが離れてしまったために日本語ローカライズ版は存在しないため、自分で日本語ファイルを用意しなければなりません。また、フォーク後のJP版向けのモジュールとの互換性に難があったり、トラブル情報や日本語XOOPS関連サイトでの情報を得ることが難しかったり、かなり制約があります。
そして、現在の本家版XOOPSはアルファベットなど1バイト文字圏の開発者が中心になって開発されているため、日本語など2バイト文字への対応が難しく、文字化けなどのトラブルに遭遇する可能性が高いことと、サイトセキュリティへの関心が日本ほど高くなく、JP版ほど安全性に信頼が置けないという欠点もあります。(これらは日本チームがフォークした理由でもあります)
よって、英語オンリーで運用するなどの理由でもなければ、本家版を敢えて利用する理由はさほど無いと考えます。しかし、本家サイトに登録されている膨大なモジュールを利用できる(これらも安全性に?が付く物も多いのですが)魅力はあります。

ImpressCMS
2007年の指導部交代に伴って本家はほぼ内紛状態になり、新指導部に反対する勢力が財団を清算して飛び出したのがImpressCMSです。
顔ぶれを見る限りは本家の旧来の流れを受け継ぐのはこちらのような気もしますが、実際にこのプロジェクトが起動に乗るかどうかは現時点では未知数です。
デザインは結構がんばっていますが、中身は旧来の2.0系XOOPSとほとんど同じようです。日本語ローカライズもまだとてもそこまで手が出せるような状況ではなさそうです。

俺的XOOPS
XOOPS Cube Legacyデベロッパーズバイブルの著者であるMarijuana氏がXOOPS2.0.x JPをベースに手を加えたXOOPSです。当時XOOPSが抱えていた問題はかなり改善されていて評価が高かったのですが、運用に制約もあり、名前の通り「オレオレ仕様」です。現在、一時的な処置か既に公開を終了したかが不明ですが、残念ながらダウンロード出来ない模様です。

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