About Bug Report(バグレポートについて)

XOOPS(ズープス)のような少人数で開発されているオープンソースソフトウェアの動作を安定させるためには、ユーザからのバグ報告が欠かせません。
大企業の商用ソフトウェアでさえも(AppleのOSXやWindowsのVistaが記憶に新しいですが)社内で行われる大規模なテスト以外にも、アルファ版やベータ版を社外のパワーユーザに配り、さまざまな環境でのバグレポートを頼りにしています。

特にXOOPSのように、数人の開発者が自分の余暇を利用して開発しているソフトウェアでは、むしろユーザからのバグレポート無しには成立しないと考えても良いでしょう。
自分が使うソフトが、今後より良いものになるという希望を持っているのであればこそ、バグを発見した場合はバグレポートを提出しましょう。そしてこれはオープンソースの理念を維持するための義務でもあると考えてください。

※以下は基本的にXOOPS Cube Legacyにおいてバグを発見した場合のレポートの手順です。

XOOPS Cubeを使っていて、バグによる不具合を発見した場合

それが「バグ」であると確信できる場合、躊躇なくバグレポートを提出しましょう。
方法は二つあります。

ひとつはSourceforgeのXOOPS Cube開発サイトにあるバグトラッカーに報告を上げる方法です。
この方法が一番「正統」な方法です。やり方は下記ページにまとめられています。
http://sourceforge.net/apps/mediawiki/xoopscube/index.php?title=The_Bug_Tracker;ja

しかし、この方法では基本的に「英語」でレポートを提出しなければなりません。ただし、一定のルールで「日本語」を併記させることもできますし、翻訳ソフトを使っての英語レベルで十分です。
バグトラッカーに書き込んでいる「外人さん」も英語圏以外の人も多いですし、その人たちが完璧な英語を使っているかというとそうでもありません。バグレポートでは「正確な英語」にこだわる必要はありません。要は内容の中心部分が伝わればよいのです。

どうしても英語でのレポートには抵抗があると言う方も多いでしょう。その場合には二つ目の方法を使います。XUGJを利用して代理で上げてもらう方法です。

バグらしき不具合を発見した場合、XUGJのフォーラムに投稿してください。必ず「有志」が現れて代理でSourceforgeのトラッカーにレポートしてくれるでしょう。
この場合のメリットは、複数の人間で「バグかどうか」を検証できることです。また、XUGJにはソースコードに精通しているユーザも多く来ているため、バグレポートと一緒に「解決策」も発見できるかもしれないという副次的なメリットもあります。
また、いつの日かあなたが「有志」に加わってくださることも期待します。

バグである確信がない場合

自分のスキルに自身がない場合、XOOPSやWebシステムを使い始めてまだ間がない場合、その不具合がXOOPS側の「バグ」であるのか「不適切な操作」が原因であるのか、またはXOOPS以外のサーバソフトウェアの不具合が原因か判別できないことも多いでしょう。
その場合はまずXUGJのフォーラムに投稿してください。その投稿を見た誰かがバグかどうかを判断してくれるでしょう。その上で次のステップ、「バグレポート」に進んでください。もちろんご自分で「バグトラッカー」にレポートすることをお勧めします。

Cube以外のXOOPSの場合

XOOPS2.0.x JPの場合
まだまだこちらを使っている方が主流だと考えますし、十分に「枯れた」システムであるとしてもまだバグが発見されるケースも十分にあるでしょう。
こちらの開発サイトはsourceforge.jpにあるので、そちらのバグトラッカーに投稿してください。
http://sourceforge.jp/tracker/index.php?group_id=64&atid=325&func=add
日本語で投稿できますので、特に問題はないでしょう。自分の環境は必ず付記してください。

本家版XOOPSの場合
本家は開発とコミュニティが分離していないため(もちろん開発のためにsourceforge.netにサイトは持っていますが)、XOOPS公式サイト(xoops.org)のフォーラムにバグレポートを投稿すれば十分でしょう。ただし英語しか使えません。

それ以外のXOOPS及びモジュールの場合
俺的やその他の派生XOOPS、またはモジュールの場合、基本的にその開発者のサイトに投稿することになります。公式サイトがある場合はそこに投稿します。

バグフィックスの確認

バグの報告と同様に重要な作業があります。それがバグフィックスの「確認」(Confirm)です。
バグが報告された後、開発者は原因を突き止め、修正ファイルをCVSにアップします。修正担当開発者によって一応の確認はされていますが、開発者だけでは広範な環境での確認作業は出来ません。ユーザ側からの「確認」を受けた上でそのバグレポートを終了(close)することが出来ます。
バグレポートを提出したユーザには、バグトラッカーに書き込まれた確認要請のお知らせが届くと思いますので、是非確認作業にも参加してください。
また、確認作業はバグレポート提出者だけが行うものではありません。確認要請が出ているバグレポートがあれば誰でもが確認作業の結果を投稿することができます。そして多数の目での確認が出来れば、十分に信頼できる結果として開発者はクローズに自信を持てるでしょう。